要点(3行サマリー)

  • 2023年の婚姻件数は47万4717組、前年(50万4930組)より約3万組減少。婚姻率(人口千対)は3.9
  • 婚姻件数のピークは1972年の約110万組。当時から半数以下に減少している。
  • 結婚の総数が縮小するなか、一組一組の出会いの質と第一印象の重要度はむしろ高まっている。

数値はすべて厚生労働省「令和5年(2023)人口動態統計月報年計(概数)の概況」等より。

2023年の婚姻件数・婚姻率

2023年(令和5年)の婚姻件数は47万4717組で、前年から3万213組の減少となりました。婚姻率(人口千対=人口1000人あたりの婚姻件数)は3.9で、前年の4.1から低下しています。コロナ禍で先送りされた婚姻の反動増もありましたが、長期的な減少トレンドのなかにあります。

直近の婚姻件数・婚姻率
婚姻件数婚姻率(人口千対)
2022年50万4930組4.1
2023年47万4717組3.9

婚姻件数の長期推移

婚姻件数は1972年の約110万組をピークに、増減を繰り返しながら長期的に減少してきました。直近では当時の半数以下の水準です。

1972年(ピーク)110万組2000年79.8万組2010年70万組2020年52.5万組2023年47.5万組
出典の数値をもとに作図(横棒=婚姻件数・万組)。2000・2010・2020年は概数。
婚姻件数の推移(概数)
婚姻件数(約)
1972年(ピーク)110万組
2000年79.8万組
2010年70.0万組
2020年52.5万組
2023年47.5万組

婚姻率(人口千対)の見方

婚姻率は人口1000人あたりの婚姻件数で、人口規模の違いを除いて時代間を比較できる指標です。ピーク期の1972年は10.4でしたが、2023年は3.9まで低下しました。人口減少と婚姻件数減少が同時に進むため、件数・率の双方が下がり続けています。

減少の背景

婚姻件数の減少は、未婚化・晩婚化・出産年齢の上昇と連動しています。結婚適齢期の人口そのものが減っていること、価値観の多様化、経済的要因などが重なり、婚姻の総数を押し下げています。少子化対策の文脈でも、婚姻数の動向は最重要指標のひとつとして注視されています。

このデータが示すこと(写真・婚活への示唆)

結婚の総数が縮小するということは、出会いの「母数」が減るということです。だからこそ、一度の出会い・一件のマッチングを大切にし、第一印象で確実に「会ってみたい」と思わせる準備が重要になります。写真・プロフィールの最適化は、限られた機会を成果につなげる現実的な手段です。

よくある質問

Q. 婚姻件数と婚姻率の違いは?
件数は実数、率は人口1000人あたりの値です。人口規模が異なる年代を比較するときは率が便利です。

Q. 2023年に件数が減ったのはなぜ?
前年はコロナ禍で延期されていた婚姻の反動増がありました。2023年はその反動が一巡し、長期トレンドに戻った形です。

出典・調査概要

本ページの数値は、いずれも国の公的統計に基づきます。一次資料は以下をご確認ください。

本研究所は政府・公的機関が公表する一次統計のみを出典として用い、独自の推計や架空の数値は掲載しません。概数表記は出典元の公表に従います。

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